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熊本くん可愛い!
JEONG HYUNJI
他人と接するときの私の人格は主に二つに分けられる。
他人を気にしすぎて縮こまる自分と、他人が嫌で離れたくなる自分。
どっちも他人から傷つきたくない思いから生まれた人格である。
子供のころ、人間関係に深い傷を負った思いから、
中々他人を愛せなくなった私は、この二つの人格を用いて他人と接してきた。
私以外にも、他人を愛せなくなった人は沢山いるみたいで、
それを世間では『回避型愛着スタイル』と分類しているようだ。
「他人から離れたくなる」ことで悩みを持っている人たち。
私は彼らの気持ちを知っているからこそ、希望を伝えたいと思う。
離れてしまっても大丈夫だと、また立ち直って、
何度も何度も挑戦すればそれいいと。
そうやって失敗を繰り返していくうちに、大事な絆が見つけられるはずだと、
彼らを慰められる作品を作りたいと思う。
<優秀賞|教員コメント>
都会は人工物しかなく、すべて人の手で作られたものである以上、何か問題が起きたら”誰かのせい”にできてしまう。そこにSNSが乗っかり、自分に対する他者のまなざしを常に感じ続ける社会。人間が人間に関心を寄せすぎて"うんざりした気分"が、どこか通奏低音のように流れています。作者の中に存在する「他人を気にしすぎて縮こまる自分」と「他人が嫌で離れたくなる自分」は、きっと誰の心にも住んでいる。作者は自分 を形づくった過去と向き合う中で、2人の分身を発見し、登場人物として昇華した。不器用にぶつかり合い、絶望と葛藤の中で和解し、希望を見出していく物語は、祈りのように感じました。
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