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「ありがとう」のひと皿
小山 梓絵
この本にはお世話になった方々に贈りたい料理が載っています。料理といってもただの定食などではありません。料理を贈りたい人の【好きなところ•面白いところ•その人と私の間にある大切な思い出】などを軸に一品一品作りました。完成した料理を写真に収め、なぜこの料理にしたのかの説明をする短いエッセイを添えて一冊の本にまとめています。
本を読みにきてくれた方が「一体どれが私への料理なのか!」と一生懸命探してくださいました。友人「これだ!」私「違うよ!」、友人「いやこれだ!」私「……正解!」、不正解でも正解でも私たちの間には必ず笑いが生まれる時間を過ごした時、私が作りたかった作品と空間がこれであったことを改めて実感しました。
何度か目が潤んできて急いで後ろを向いたことがあったことは内緒にしておきます。
誰かを喜ばせることができたときって、
たまらなく幸せですね。
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