top of page

わたしのなかの傷跡が
いつか絆となりますように

仲沢 萌衣

自身の変えられない部分に対して、後ろめたさを感じること。
それはその人の持つ “影” である。
感じる痛みは “傷“ である。

影も、傷も、消すことはできない。

それでも、自分に落ちる暗い影や、その中で弱々しく光る傷を見つめられたら。
傷がそこにあることを認め、大切な自身の一部だと抱きしめることができたら。
 
傷や影の持つ意味合いはきっと大きく変化していく。
いつのまにか、輝く生命力へと変わっていく。
 
その時はじめて、本当の自己受容が生まれるのではないか。
 
誰にも言えずにひとり抱えていた罪悪感は、
同じような誰かとつながれる理由になるかもしれない。
 
傷を愛せないわたしや、あなたを、愛してみたい。
 
私は願う。
過去の傷跡が、未来の絆となりますように。
わたしのなかの傷跡が、いつか絆となりますように。

bottom of page