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幸せの真ん中にあるもの

ほんでぃ

中央に位置する黒い殻は、実際に自身の体の型取りをし、かつての私の形を表している。もげた腕と脚は壊れた傷であり、同時に殻を破った羽化の跡である。そこから溢れ出す赤と黒の花々は言葉にならなかった痛みや感情。その周囲を満たすパステルの花は、今の私を支える日常と幸せ。幸せは、過去の痛みを消した先にあるのではなく。それを抱えたまま静かに重なってできている。この空間は、幸せの真ん中に残り続ける”あの頃の自分”の居場所である。

©2019 by 表現開発ゼミ(デジタルハリウッド大学)

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