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Mini bot

大谷 和暉

『誰でも簡単に”世界で一つだけ”のアクションフィギュアを作れる時代に...』をキャッチコピーにアイロンビーズ製オリジナル小型ロボットフィギュアブランド『ミニボット』の疑似参考出展を行いました。

 

ひな壇二段目に各ミニボット(アイロンビーズでできた小型フィギュア)とキャプションが展示されていて、一段目に制作背景や図案などの各種資料を設置しています。 参考出展という場を表現するため、私自身もスーツを着用し卒業展示会当日はその場で宣伝もしていました。 また設置したQRコードからはオンライン上で読める製作説明書を読み込むこともできます。

 

もともとポージングを付けることによって感情的な動きを表現できる、という理由からアクションフィギュアが好きでした。 触っていくうちにいつか自分オリジナルのアクションフィギュアを作りたいと思う様になりました。アクションフィギュアというジャンルの商品がいろんなメーカーから販売されている以上、アクションフィギュア自体が人気なのは必然であり、また自作で一からフィギュアを作る人間もいる事を考えると、オリジナルのアクションフィギュアを作りたいと考える人間も一定数いると考えました。

 

しかしアクションフィギュアは関節が可動する関係上、自作となるとどうしてもハードルが高くなってきます。気軽に始められることではありません。

そこで趣味でやっているアイロンビーズに目を付け、 これなら体のパーツ自体を四角のブロック状で構成ができ、かつ関節もはめやすい。 以上の理由からアイロンビーズ製のオリジナルアクションフィギュアの製作キットを発表しようと思いました。

最後に、上記に概要と製作動機をまとめましたが、 一番やりたかったこととしては『最後の最後に自分だけのオリジナルブランドを出したかった』というのがあります。

これは卒業制作の方向性に思い悩んでいた時に、僕と同じく卒制に打ち込むゼミのメンバーや同級生の作品を見て自分の本当の願いに気づき、最終的な路線を変えて出したのがこのMini botです。

 

このページをご覧になっている方も自分の周りの仲間がどんなことに打ち込んで何をやっているか、是非観察してみてください。

きっと何かいいヒントや自分の奥底に秘めた願いを見つける鍵になるかもしれません。

©2020 by 表現開発ゼミ(デジタルハリウッド大学)

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