橘敏輝
生身の俳優の価値を問う
私自身が演者兼テクノロジストだからこそ感じるテクノロジーに対する恐れと興味を掘り下げた作品。相反する心根と向き合うことで「好きな演者で自由に舞台が作れる未来」を呈示するという試みに落とし込んだ。
これから技術革新による表現と人間の心の進歩はどうなってゆくのか、私は今その通過点にいるということをまさに実感している。
想像している世界以上の未来がやってくることが楽しみだ。