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地面にて
大木彪鉄
人が日常を過ごしていく中で、
下に目をやると、そこには必ず”地面”がある。
そんな地面の上に紙を敷き、黒鉛で擦り、写しとってみた。
そこには、目に見える傷や凹みだけでなく、
どんな人が歩いたのか、
どんな日常の下にあったのか、
どんな表情をしているのか。
この作品は、
紙に写しとった地面と、
ぼくの言葉が添えてある。
しかしそれは、
一人の人間が感じ、
表出した言葉にすぎない。
この作品を通して生まれる言葉は、人の数ある。
いや、うまく言葉にできないかもしれない。
しかし、感じることはきっと出来る。
地面からみた、人々の日常を感じてください。
そして、あなたの”それ”を大切に。
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