あたまかくしてしりかくさーず!
つよわ
【作品のきっかけ】
私の「いま」は、ほとんどの人からみたら、
とっても「ゆっくり」進んでいます。
「普通」であろうと努力していたり、
「程よく」頑張っていても、
疲れすぎちゃったり。
無理しすぎちゃったり。
そんな中、境界線の治療をうけているときに
「絶対に一緒にいてくれる存在を想像すること」
をしてみました。
すると、心の支えが、どっしりと。
以前より安定したような気がしました。
この作品は、
頑張りすぎちゃう人。
普通以外はダメだと思っている人。
ゆっくり進んでいる人。
様々な悩みを抱える人の、
心の支えになったらいいな。
という想いから5つのクッションを作ることにしました。
【フェチ】
フェチの方程式
愚か×もちもち=無垢
(愚か)
こたつからおしりだけでている様。
ちょっと愚かだけどその愛おしさ。
心もちょっと油断しちゃう。
そんな瞬間がたまらなくすきです。
(もちもち)
そんな愚かさをもっていたり、
弱いところを見せてくれる場面に遭遇すると、
世界が「もちもち」して見えるんです。
きっと、わたしにとっての
「安心」=「もちもち」
(無垢)
アスファルトの隙間から生えた雑草。
そんな、無理でしょ。ってなることを
時間をかけてやっちゃうような純粋さ。
ひたむきに前を向いて生きたいな。
【キャラクターデザイン】
今回は5つのおしりのクッションをつくっています。
キャラクターは、架空の生物。
動物をモチーフにしているけれど、
みんな「おばけ。」
「生」の感じるものにぎゅってしたり、
くっつくのって、ちょっと抵抗があったりしちゃう。
ぎゅってしても安心感は完全ではない。
あえて、「おばけ」にすることで、
「生」も感じるけれど、人間や動物より
抵抗なく、ぎゅっとして、
くっついて安心できるようにしました。
※2025年「ビビッとググッと展」にて
展示された作品です。