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ありふれたきらめき

井澤 花梨

特別じゃないけれど、なぜか心惹かれる。
そんな私の日常にある“きらめき”を集めました。

私は昔から、何気ない日常の中にある
「なんか好きだな」と思う瞬間に惹かれてきました。

木漏れ日の隙間からこぼれる光や、
ビニール傘越しに見る雨粒、
水面に反射してきらきら揺れる太陽。

どれも特別な場所や出来事ではありません。
それでも、なぜか立ち止まって見ていたくなったり、
写真に残したくなったりすることがあります。

同じ景色を見ていても、何がきらきらして見えて、
どう感じるかは人それぞれです。

私には、雲がいつもより近くにあるだけで
現実から少し離れた場所にいるように感じたり、
風に揺れる葉の影を見ると、
その影が生きているように感じます。

そんなふうに、私が日常の中で見つけた
“きらめき”を集めて映像にしました。
そこに、そのとき私が感じたことや、
どんなふうに見えていたのかを言葉として添えました。

この作品は、「これはきれいなものです」と
答えを決めているのではありません。
私の視点を通して、日常にある“ありふれたきらめき”に
気づいてもらえたらと思い、表現しました。

もしかしたら、私には何気なく見えたものが、
あなたにとっては全然違うものに見えるかもしれません。

この作品を見たあと、
帰り道の景色や、いつも通り過ぎているものを見て、
「なんか好きだな」と思う瞬間があったら嬉しいです。

あなたの日常にも、きっと
あなたにしか見つけられない
“ありふれたきらめき”があります。

©2019 by 表現開発ゼミ(デジタルハリウッド大学)

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